ブログって怖いんですよ

Posted by obake on 12月 05, 2011
最近思うこと

人とかかわる仕事というものは、往々にして様々な人間関係が発生する。
サービス業という仕事についていると、尚更人と関わる機会は増える。
お客さんの中には良い人ばかりというわけではない。時には理不尽なことだってある。
そういった人に上手いこと対応するのには、忍耐と経験が必要だ。
まあ、憤りがわからなくもないのだがこれはやったらダメだろうというニュースを耳にした。
福岡市の国立行イン機構九州がんセンターの女性看護師が自分のブログに、患者への注射をわざと失敗した話や医薬品を盗んだ話を書き込んでいたらしい。
実際、そういった事実はなかったそうなのだが、職場でのストレスがたまりにたまってのことだったとういう。
他にも大嫌いな患者の部屋を担当しただとか、抗生剤の点滴をわざと血管ではないところにさしたとか、あげく死んでほしいとか。
まあ、白衣の天使らしからぬ発言なのは確かだ。冗談であっても恐ろしい発言の数々は患者の命を預かる者らしくない。
看護師とて人間だし、仮にそういったことを思っていたとしても内輪だけでとどめておくか自分の脳内で完結すべきだったろう。
ブログに書き込む=全世界に発信している、ということの自覚がどうにも足りない人が多い気がする。
それだけ身近なツールで世界と繋がっているということは、同時にこういった恐ろしさも内包している。
若さゆえということなのかもしれないが、その根底には周囲とのコミュニケーションの欠如が大きな一因だったのだろう。
現実の人間関係を上手く築くことができず、ブログなどインターネットの世界に逃避する。
けれど、ネット上ではコミュニケーションを取れるツールはそこらじゅうに溢れている。何とも矛盾したことだ。
今回の件で、病院側は何らかの処分を検討しているという。
今後彼女がどうなるのかはわからない。けれど、今回のことを反省した上でまた多くの人の命を救っていってほしいと思う。
こういう件が表沙汰になるといつも思うのは、「看護師の不祥事」とか「酷い看護師がいる」とか
職業名で括ってしまう事の悲しさ。
私の通っている病院には本当に白衣の天使といってもいい看護師さんがいる。
20代後半ぐらいで若いのにいつも笑顔で対応も良い。
何よりも、患者さんの顔や症状をしっかり覚えているのだ。何か記憶術のようなコツがあるのだろうか。
一方で素晴らしい看護師さんがいる事も、忘れてはいけないと思うのだ。

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